しゃぶしゃぶ研究所

しゃぶしゃぶをこよなく愛する会

*

しゃぶしゃぶといえば牛肉派か豚肉派!!

みんな大好きなしゃぶしゃぶ。
そんな大人気のしゃぶしゃぶですが、年代や世代問わずいつもライバル関係のように二つに分かれる意見があります。そのライバル二つは、まさにしゃぶしゃぶのメインとなる存在のお肉。

それは

『牛肉派か豚肉派』

環境や周りの影響などによってどちら派なのかも変わってきますが、この二つは永遠にライバル関係であるでしょうね。

どちらが正解などはありません。
みなさんはどちら派ですか?

「どちらも美味しいし、しゃぶしゃぶ自体が美味しい!!」

わかります。
すごくわかります。
しゃぶしゃぶは美味しいですよね。

ただ、どうして「牛肉」と「豚肉」に分かれてしまったんでしょうか?
その謎を紐解きながら、今回は【牛肉しゃぶしゃぶ】について触れていきたいと思います。

【しゃぶしゃぶは牛肉?豚肉?】

肉は主として牛肉であるが、その他豚肉、鶏肉、またフグ、タコやタイ、ズワイガニなどの魚介類も用いられる。牛肉を用いたものを「牛しゃぶ」、豚肉を用いたものを「豚しゃぶ」ともいう。生肉として食せる鮮度の肉を使用する。

Wikipediaより

なるほど。
主として牛肉だったんですね!
「じゃあ牛肉が本来のしゃぶしゃぶで、豚肉は後から勝手に出てきた後出しジャンケンみたいなやつだ!!」

なんて意見もあるかと思います。

しかも、今や今は家庭でも飲食店でも「豚しゃぶ」のほうが定番になっている感があります。

牛肉
「後出しジャンケンのくせに、なんでお前の方が定番になってんだよ!!」

気持ちはわかります。
牛肉さんが怒っても仕方ないですね。。(笑)

では、どうして時代と共に豚しゃぶが牛しゃぶを抜いて定番になってしまったのか疑問が浮かび上がりますよね。

その理由を答えているのが、「ぽんしゃぶ」や「ごましゃぶ」のしゃぶしゃぶのタレを古くから販売し、しゃぶしゃぶを家庭料理として定着させてきたあのミツカンの広報担当者さんです。

「しゃぶしゃぶは、確かにかつては牛肉が主流でしたが、BSEの影響で、一時牛肉を食べなくなり、かわりに豚しゃぶの人気がぐんと上がりました。あとは、価格の問題ですね。豚肉は安く、手軽に食べられることから、豚しゃぶが流行り、2006年頃にはつけダレにこだわる『つゆしゃぶ』などの飲食店が人気となりました。豚しゃぶの多様化です」

ミツカンでも、かつては「しゃぶしゃぶ=牛肉」としての訴求をしてきたというが、今は豚肉に以降してきているのだという。

しゃぶしゃぶにおける「牛→豚」の流れとは別に、季節による違いも見られるという。
「年末年始の特別なときには、高級なもののニーズが高まります。そのため、しゃぶしゃぶも牛を訴求しているんですよ」
そもそも「しゃぶしゃぶ」自体がいつの時季にいちばん出るかというと、日常的な場面よりも、圧倒的に年末年始が多いそうで、通常のお鍋などと同じく「ごちそう」「団らん」的意味合いが強いという分析。

しかし、しゃぶしゃぶと同じくみんな大好きな「すき焼き」という超強力なライバルの存在を忘れてはいけません!
一時、BSEの影響によって、すき焼きの出現頻度がぐんと下がった時期もあったが、すき焼き人気はまた復活していいます。
そして豚肉ですき焼きをするところもあったみたいですが、やはりそれはあまり浸透せず…
すき焼きといえば、やはり牛肉!!
これは根強い人気です。

すき焼きは、やっぱり牛肉という人が多い一方で、「しゃぶしゃぶ」は主流が「牛→豚」へ移行し、さらに日常的に食べられる安価な「冷しゃぶ」が登場・新メニューとして定着しています。

「ごちそうの定番」として不動の地位にある「すき焼き」と、お湯を通してさっぱりヘルシーに食べる「しゃぶしゃぶ」。
肉の違いだけでなく、楽しみ方の違いもあるようです。

でも、いくら豚しゃぶが定番化したとはいえ、牛しゃぶが負けたわけではありません!

「そうですよね?牛肉さん?」

牛肉「てやんでい!あたぼうよ!!」

どうして江戸っ子なんだろう。。(笑)

「じゃあ牛しゃぶのいいところや美味しいところを教えてよ」

牛肉「任せろっ」

・米沢牛しゃぶしゃぶ

誰もが知っている牛肉ブランドで、日本三大和牛と称される米沢牛。あっさりとお肉を食べたい方、カロリーを気になさる方にはおすすめ。赤身の部位でありながらも適度な霜がうっすらと入り、お肉の旨味をしっかり感じることができるという赤身の特長をいかしつつ、舌の上でとろけるような柔らかさを感じる事ができます。
極上ロースは、本当にトロトロのしゃぶしゃぶが食べたい方におすすめ。特徴でもある旨みたっぷりの上質な霜降りは、雪深い冬と盆地ならではの夏の蒸し暑さという寒暖差の激しい気候がつくりあげたといわれています。

・近江牛しゃぶしゃぶ

こちらも日本三大和牛と称される近江牛。近江牛の特徴は、「肉質はきめ細かく、脂は甘くて、口の中でとろけるほどおいしい」と言われています。霜降り度合いも高く、融点(脂が溶け出す温度)が低いため、 胃もたれすることもなく、焼き肉やすき焼きでは「ちょっと重いかな?」と思う日でも”しゃぶしゃぶ”なら食べられると言う方も多いのではないでしょうか。 ある著名な方が「究極の味と香りが楽しめて、まさに味の芸術品といっても過言ではない」と言われていました。

・松阪牛しゃぶしゃぶ

誰もが知っている牛肉ブランドの定番存在。こちらも日本三大和牛と称される松阪牛。霜降りがとても綺麗に入りやすく、ほどよい食感と濃厚な味わいが特徴です。口の中でとろけるような柔らかさときめ細やかな霜降りが特徴のお肉です。脂の程良い甘味をしっかりと味わうことが出来、お湯の中にしゃぶしゃぶとくぐらせると、あっさりお召し上がりいただけます。

・神戸牛しゃぶしゃぶ

神戸牛も日本三大和牛と呼ばれたり呼ばれなかったり少し曖昧ではありますが、日本国内でも海外でもその知名度と人気は高いです。意外にもあっさりとした上質な脂は神戸牛ならでは。キメ細やかで芸術的な霜降りは、鍋に入れようとした瞬間にとろけてしまうほど。「魔法」のような柔らかさです。

・山形牛しゃぶしゃぶしゃぶしゃぶ

山形県の牛肉の2大代表ブランド牛。山形牛は霜降りの数が日本一になるほどの名物牛です。肉のきめが細かく適度な霜降りで、舌にのせたときの柔らかさとまろやかさが、山形牛の特徴です。
四季のはっきりした山形の恵まれた自然のなかで、昼夜の寒暖の差が大きい盆地特有の気候風土と、米どころの稲わらや穀物を飼料とし、冬の雪をたくわえる緑豊かな山々から流れ出る豊富な自然水で、素晴らしい脂質と肉質に仕上がるのだといわれています。

・飛騨牛しゃぶしゃぶ

飛騨牛は霜降りが多くて、きれいな薄いピンク色をしています。筋肉繊維が細いので、とても柔らかくて甘みがあります。さっとお湯にくぐらせた飛騨牛は、お口の中でとろけるような食感と贅沢な旨みを広げてくれます。

その他にも、たくさんの美味しいブランド牛肉がありますし、黒毛和牛もあります。

やはり牛肉さんが強い!食べたい!
と思わず思わせてしまう内容でしたね!!

そして、しゃぶしゃぶによく使われる牛肉の部類を説明すると

・サーロイン

・牛肉の中では最高の肉質です。牛肉の中で唯一「サー」の称号を与えられた部位です。やわらかく甘みがあり、ジューシーな霜降りが多いのが特徴です。
ステーキはもちろん、しゃぶしゃぶ、すき焼き、そしてローストにもおすすめです。

・リブロース

サーロインのおとなり、もっとも厚みのある部分で霜降りが入りやすい部位です。適度な脂肪分を含み、旨味があり、肉質もきめ細やかで肉の風味はトップクラス!
ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ローストにおすすめです。

・ロース

側の筋肉部分にあたる肉で「ロースト(焼く)に適した肉の部位」であることからこの呼び名になりました。脂が少なくさっぱりとした味わいと柔らかな食感が特徴です。
ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ロースト、カツなどいろいろ楽しめます。

・肩ロース

肩から背中にかけての長いロース肉で、最も頭に近い部分になります。脂肪がとりわけ入りやすい霜ふりの柔らかい赤身肉で、ほどよい食感と濃厚な味が特徴です。
ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどにおすすめです。

・ランプ

サーロインに続く、腰からお尻にかけての大きな赤身で、モモ肉の特に柔らかい旨みのある部分です。霜降りが入りにくいところですが、肉のきめは細かく、やわらかな赤身肉としては貴重な部分です。
ステーキ、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、その他いろいろな料理に合います。

・ミスジ

ミスジは牛の肩甲骨の下の部分のお肉で、大きな牛でも1頭からほんの少ししかとれない稀少な肉です。うでの部位では1番霜降りの入る部分です。
お刺身やタタキ、焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きなどでお楽しみいただけます。

如何でしたか?
しゃぶしゃぶといえば「豚肉派」と「牛肉派」に意見が分かれますが、元々はしゃぶしゃぶといえば牛肉であり、牛しゃぶにはとっても美味しい牛肉が備わっていて、今も人気なのが伺えますね。